家庭犬のしつけ・訓練・ペットホテル｜和歌山県紀の川市 紀泉警察犬訓練所

　　去る１１月２０日、２１日と２日に渡りまして京都で訓練競技大会が開催されま
　　した。

　　私共も競技大会に参加致しましが、追求の部ではｃｈグループ、そして選別の部
　　では見事にチャンピオンを獲得致しました。

　　今回は其の選別訓練の競技中の様子を少しお話しようと思います。

　　選別作業は大変繊細さ（気温、天候、精神状態等々・・）を要求されます作業で
　　ございますので、競技が始まりましても誰しも中々競技に挑もうとなさいません。
　　
　　ましてやトップ（一番バッター）を切っての競技に挑みますのは相当の勇気と
　　覚悟がいるものでございます・・。

　　今回もその様な状況でございましたので、当訓練所の先生はそれでは私がトップ
　　を切って競技致します・・・
　（其の時に語られました言葉が、一番に出して一番（優勝）を取るわ！！だった
　　そうでございますが、一番に成れなかったら皆様の前で笑い者でございますよね！）

　　
　　結果はストレート（パーフェクト）で正解でございました（第２作業へ進出）
　　そう致しましたら、其の様子を御覧になっていらっしゃいます各訓練士の方々は
　　其処で今回の臭いの付け方の強度（難易度）等を判断なさいます・・・。

　　多くの訓練士の方は今回の臭いはとり易い！！　と判断なさった事と思われます。
　　次々に競技に挑まれました・・・が先生の後からは、午前中は正解者が出なかっ
　　たそうでございます。
　　午後の部になりまして３人程正解者出たそうでございますが
　　結果的みまして、今回の臭いの付け方は難易度が高かった様に思われます。
　　
　　午前、午後の部の正解者のみ第２作業へ進みますが、第２作業ではゼロ回答が
　　必須条件となりまして、ゼロ回答が出来ます犬は今回、私共の先生だけの様で
　　ございました。（結果チャンピオン！！）笑われなくて済みました。

　　（ゼロ回答を教える様に成りますと犬は多方面におきまして、戸惑い、迷い等が
　　生じて乱れ、自信喪失となりますので、立て直し、立ち直ります迄に相当の時間
　　がかかります。）
　　

　　
　　

　　

投稿者 紀泉警察犬訓練所 : 2010年11月22日 14:08

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