家庭犬のしつけ・訓練・ペットホテル｜和歌山県紀の川市 紀泉警察犬訓練所

老犬だからと言って、お散歩を余りしない、或いはお散歩を余りしたがらないからと言って
お散歩をしないのは良くないと思います。

適度にお散歩は必要な事なのです。

何故？

お散歩をしたがらないからと言う理由でお散歩をしないで居ますと、

・内臓の働きが段々悪くなり
・内臓の働きが悪くなりますと、食欲も段々無くなり…
・足腰が急激に弱くなり、又肥満の原因にもなりますし…
・年齢よりも早い時期から介護が必要になって来る　と　言った具合にです。

其の一例をご紹介致しましょう。
現在お家の建て替えで、お預かりをしております１４～１５歳？の老犬についてですが、
お預かりを致しました時は、大、小、のおトイレを済ませると直ぐにハウスをしたがっておりましたベル君ですが、

お散歩の道中に幅３０ｃｍ程の側溝が有るのですが、これを渡るのを嫌がり渡ろうとしなかったのですが、１ヶ月位過ぎた頃からでしょうか

此の子の方から、この側溝を渡ろう、渡りたい！という態度に変化して行き、ついに此の側溝を飛び越える事が出来たのです。

そうしましたら、お散歩の範囲も広がり、今ではお散歩が楽しくて仕方がない様子です。

それに加えて、足、腰、も以前より丈夫になり、しっかりとした足取りで地面を踏みしめ、グイグイと元気にお散歩をしております…。

先日、飼い主様が面会でご来所なさいました際に、ベル君と一緒にお散歩をされその様に実感なさいました様で、元気な愛犬の様子に安心をされ、喜んでお帰りになりました。

※何時もこうであればと願っておりますが、高齢犬であるだけに何時、なんどき何が起きるか分かりません。
　日々責任の重さを感じつつ細心の注意をはらい、お世話をして行かなければと思っております。

投稿者 紀泉警察犬訓練所 : 2007年8月10日 02:19

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