家庭犬のしつけ・訓練・ペットホテル｜和歌山県紀の川市 紀泉警察犬訓練所

【　食事は運動の後に…　　なぜ？　】

皆様は愛犬に食事を与えられます時、どのようになさっていらっしゃいますでしょうか？
（食事の内容などにつきましては、こだわり等もおありかと思いますので触れないでおきます。）

例えば　与える回数で言いますなら、
一日一回とか一日ニ回など
（飼い主様のご都合などにもよると思いますが）

個人的な意見ですが
一日一回の方が一日ニ回より楽であると思いますが、
愛犬の側に立ってみますと、一回より二回の方が楽しみがありますよね。

一日一回で、一日分の量を一度に与えますと、消化機能に大変負担が掛かります

（仔犬の場合は、消化機能が十分発達しておりませんので、数回に分けて与える方が
良いと思います。
一気に沢山の量を与えますと、下痢をしたり、後々にお腹の弱い子になったりする
可能性も有るかと思われます。）


（大型犬の場合は、捻転になる可能性が高くなると思われます。）

そこで私共の場合（成犬を例に致しますと）

食事の回数は、　一日ニ回
食事は運動の後落ち着いた所で与える

なぜ？　運動前に食事を与えますと、胃の中が満タンですから運動をしています時に
　　　　　　捻転になる確率が高くなると思います。

捻転に一度なりますと、手術をして一度は回復致しましても、そこにシワが出来ていますので、
　　　　　　其の後癖のように、何度もなる可能性が非常に高くなります。

捻転の予防上からも、食事は運動の後、落ち着いた所で与えるのが良いと思います。
（注意をしておりましても絶対にならないとは言い切れません。就寝中にでもなりますと朝起きてみたら…と
　いう事に成りかねません）


捻転は発見が遅れますと、最悪の結果を招く事にも成りかねませんので、くれぐれも注意が必要です。

捻転になり易いタイプ

大型犬、体質のゆるい犬、血統的遺伝的なもの等…が挙げられます
（全ての犬がなる訳ではございませんが、なり易いと思われますので、心の片隅にでも覚えておいて頂ければ幸いです）

投稿者 紀泉警察犬訓練所 : 2007年7月17日 18:39

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